タイのバンコクで、開催中のASEANサミットを機に、グエン・スアン・フック首相は、タイの新聞「ネーション」のインタビューに答えました。
フック首相とタイ首相との会見(写真:TTXVN) |
地域の安全保障問題に関し、フック首相は、「すべての安全保障問題は、国際法に従って平和的措置で適切に解決される必要がある」との立場を確認しました。領海紛争問題に関し、フック首相は、「ASEANはこの問題に関する立場を堅持する必要がある。関係各側は情勢を複雑化させる行動や、軍事化活動をせず、COC=行動規範を早期に制定する必要がある」と強調しました。
ベトナムとタイとの関係に関して、フック首相は、「両国は、2020年をめどに貿易額を200億ドルにするという目標を目指す貿易・投資協力の強化や、文化・宗教・地理面での類似点の活用、メコン河流域での連結促進、既存の協力体制の効果向上という4つの方面で関係を深化させていく必要がある」と指摘しています。
ソース:VOV