席上、UNDPベトナム事務所のプラティブハ・メータ所長は、「PAPIの調査・発表は大きな効果をあげている」と強調しました。
マータ女史は、「ベトナムの総選挙がまもなく行われる背景の中で、PAPI2015は、新任期における各レベルの行政が前期の成果と未解決問題を点検し、今後の改善措置をとるために情報を提供する」とし、次のように語りました。
「国家レベルでは多くの中央機関はPAPIを国民の願望を理解し、政府、国会に有利な情報を提供するためのものとして使用しています。PAPI2015は、各地方の活動も分析しました。これを通じて、北部ナムディン省や、中部ハーティン省、クアンチ省、ダナン市、南部ロンアン省の努力が好評を得ていることは分かりました。この5年間、これらの地方は10番内の地位を維持しています。」
現在、全国の63地方の中の少なくとも3分の2はPAPIを地元の行政活動の効果を評定するためのものとして活用しています。こうした中、国際社会はベトナムの各地方の行政改革事業を引き続き支援していくことを公約しています。
これに関し、スイスのベアトリス・マッセー・マイローベトナム大使は次のように語りました。
「ドイモイ刷新事業が開始されて以来この30年間、ベトナムは多くの成果を収めてきましたが、今後も刷新を進めていく必要があります。その中で、行政改革は欠かせないものです。今後も、この事業はベトナム・スイスの協力関係の優先課題と見られます。」
PAPIの調査・発表は2009年から始まりましたが、2011年から2015年まで5年連続で全国規模で行われました。これはベトナムの行政改革事業に大きく貢献していると評価されています。
ソース:VOV