IMFのゲオルギエワ専務理事は9日、新型コロナウイルスの影響でことしの世界経済の成長率が「大幅なマイナスに陥ることは明白だ」と指摘。その上で、ことしの世界経済は1929年から始まった世界恐慌以降で最悪の不景気に陥ると危機感を示しました。
世界経済がマイナス成長となればリーマン・ショック後の2009年以来、11年ぶりで、マイナス幅はその時の水準よりも悪化する見通しです。
こうした中、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は新型コロナウイルスの感染拡大で資金繰りがひっ迫している企業や自治体を支援するため最大2兆3000億ドルの資金供給を行うと発表しました。
ソース:VOV