16日と17日の2日間にわたり、ベトナムのファン・ヴァン・ザン国防大臣と中国の董 軍国防部長の共同主宰により、ベトナムのランソン省および中国・広西チワン族自治区でさまざまな交流活動が開催されます。

16日午前、ヒューギ国際国境検問所で行われた見送り式の後、ベトナム国防省の高級代表団は中国・広西チワン族自治区へと渡り、プログラムの一環としてヒューギ国境検問所の警備隊への訪問、両国海軍の合同パトロール前のオンライン報告の視察、ヒューギスマート国境検問所の視察、第4ピンシャン市立小学校の見学などを行います。

同日午前、中国広西チワン族自治区の北海軍港において、両国の国防大臣への報告の後、ベトナム人民海軍と中国人民解放軍海軍がバクボ湾（トンキン湾）海域での合同パトロールを開始しました。両国海軍が国境国防友好交流活動に初めて参加することになります。

計画によりますと、バクボ湾での合同パトロールに加え、両国の艦隊は遭難救助訓練および灯光通信演習も実施する予定です。

今年のプログラムは、14日から15日にかけて行われた中国の習近平総書記・国家主席によるベトナムへの国賓訪問の直後に開催されており、両国の外交関係樹立75周年という節目の年にもあたります。

これは、両国の党、政府、国民が、伝統的な友好関係を共に育み、包括的な戦略的協力パートナーシップの深化に貢献するという強い決意の表れです。

(VOVWORLD)