ほとんどの代表は、政府が提案した「科学技術、イノベーション、DX=デジタルトランスフォーメーションの分野における課題解決のための一部政策案」に賛同の意を表明しました。

代表たちは、公的投資、民間管理、科学者向けの特別なメカニズム、研究開発基金の設立、科学研究課題の実施と評価、研究成果の商業化など、いくつかの措置が追加される必要であると提案しています。中部ゲアン省選出のホアン・ミン・ヒエウ国会議員は次のように述べました。

（テープ）

「新しい科学技術を開発するため、最も重要なのは人材の問題です。現在、私たちは質の高い人材に対する需要が非常に大きいです。私たちは、企業や研究センターが、国外在留ベトナム人専門家をはじめ、外国人専門家を雇用し、国内におけるベトナムの人材を育成するための政策を策定する必要だと提案します。例えば、ビザ政策の支援、税の減免など、その他の政策を通じて、海外からの専門家がベトナムで安定的かつ長期的に働き、訓練できるように有利な条件を提供することです。ベトナムが世界の先端技術の拠点となるため、この政策を今年中に実施する必要があることを提案します」

同日午前、国会議員は南中部ニントアン省における原子力発電所建設に関する特別な政策メカニズムについて討議を行いました。討議で、代表たちは、世界的なエネルギー移行の中におけるニントアン省における原子力発電所建設の緊急性と実現可能性を確認しました。

また、国会議員はプロジェクト実施のための資金、発電所建設地域の社会保障を確保する政策メカニズム、技術運用プロセスおよび技術移転などについても意見を寄せました。中部高原地帯テイグエン地方にあるラムドン省選出のチン・トゥ・アイン国会議員は次のように語りました。

（テープ）

「原子力エネルギー分野における国の安全性とセキュリティを確保するための法的枠組みを作り出すため、『原子力エネルギー法』を早急に策定・完成する必要があります。この法案は、IAEA＝国際原子力機関の推奨に基づいて、策定されるものです。次に、IAEAの指導に従い、出力約1200 MWの2基の発電機に必要な専門知識を持った1200人の人材を育成する必要があります。原子力発電技術産業の持続的な発展を確保するため、ベトナムは引き続き、高品質な研究者、エンジニア、技術者を育成しなければなりません。最後に、発電所建設のため土地を提供する住民がより良い生活を享受できるよう最大限に支援することも重要な任務です。」

(VOVWORLD)