席上、チン首相は、「COP26への参加直後、ベトナムはこの会議で示した公約の履行を目指し、国家指導委員会を設立した」と強調するとともに、「これまで、環境保護と気候変動への対応をはじめ、COP26におけるベトナムの公約の履行に対する幹部と人民の認識が一段と高まっている」と明らかにしました。
また、チン首相は「気候変動はグローバルな問題であることから、適切なアプローチ方法をとる必要がある。また、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標とエネルギー転換に関する国際組織およびパートナーとのダイアローグ(対話)の開催に関する案に意見を寄せることも重要である」と強調しました。チン首相は次のように語りました。
(テープ)
「気候変動に対応するため、各部門や機関は次の5つの任務を集中的に実施するよう提案します。第一はグリーン経済への転換を目指し、体制を完備させること。第二は国家機関から社会全体、官民連携などあらゆる力を動員すること。第三は人材の質の向上のため構造を再編すること。第四は科学技術を革新すること。第五はエネルギーに関する管理方法を改革するということです」