政府は来週11日に予定していた「東日本大震災九周年追悼式」について、今は新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた極めて重要な時期だとして6日の閣議で取りやめることを正式に決定しました。
東日本大震災ではいわゆる「震災関連死」を含めて死者や行方不明者が2万人を超えるなど甚大な被害が出たことから、政府は追悼式を重要な行事と位置づけてきました。
このため被災者の心情にも配慮し、来週11日当日は総理大臣官邸で安倍総理大臣が関係閣僚らとともに震災が発生した時間に合わせて犠牲者に黙とうを行うとともに、追悼のことばを述べることにしています。
ソース:VOV