旧暦1月5日にあたる2月2日、広島県東広島市で「テトを祝う会2025」というイベントが開催されました。これは、在福岡ベトナム総領事館、ベトナム日本専門家協会、日本中南部のベトナム人協会、広島ベトナム平和友好協会の共催で行われました。
会場では、活気あふれる文化パフォーマンスが披露されたほか、伝統衣装アオザイや着物の試着、竹踊り、書道、折り紙、餅つき体験、伝統演劇の上演など、来場者がベトナムと日本の文化を体験できる多彩なプログラムが展開されました。また、ベトナムの伝統的旧正月テトの料理が振る舞われ、訪れた人々はベトナムの旧正月ならではの味を楽しみました。
式典には、東広島市の高垣広徳市長、そして衆議院議員の寺田稔氏と空本誠喜氏が出席し、広島経済におけるベトナム人コミュニティの重要な役割を高く評価しました。広島は日本の主要経済圏の一つであり、現在2万人以上のベトナム人が暮らし、働いています。日本の中南部地域では、その数は6万人近くに上ります。
(VOVWORLD)