会見の中で、ズン副首相が「ラピダスがベトナムにおける人材育成センターの設立を検討してほしい」と提案したことに対し、東会長は、ラピダスとしてベトナムの半導体人材の育成に積極的に関与する意向を示し、ベトナム日本大学を通じて具体的な協力枠組みの検討・実施に取り組む考えを明らかにしました。
また、東会長は「現在は両国が互いに機会を共有し、補完し合い、協力を深める好機である」とするズン副首相の認識に賛同し、ラピダスとしてベトナム政府および現地のパートナーとの連携を強化し、ベトナム人技術者の育成を進めたうえで、将来的にラピダスやその関連企業の工場での学習・勤務の機会を提供していく構想を歓迎すると述べました。
ラピダスは、日本の半導体産業の国際競争力を回復することを使命に、2022年に日本を代表する大手8社の支援を受けて設立された先端半導体技術企業です。現在は、AI人工知能、スーパーコンピューター、スマートカー向けの高性能ロジックチップの設計・開発・製造に注力しています。
(VOVWORLD)