今回の見本市には、国内外から400社の企業が参加し、500の展示ブースが設けられています。注目ポイントは、「ベトナムナショナルブランド」という展示ブースで衣料品やホームテキスタイル、繊維加工、印刷技術などが紹介されていることです。

商工省所属貿易振興局のブー・バ・フー局長は、「この見本市には、デザインや製造技術などに精通した世界中の主要な出展者、バイヤー、売手が集まっている。この見本市を通じて、繊維素材や付属品の生産から最終製品までのサプライチェーンを形成することができる」との見解を示しました。また、「ベトナム企業は欧州やアメリカの最新技術にアクセスし、デジタル変革を通じてグリーン生産目標の達成に貢献できる」とし、次のように語りました。

（テープ）

「商工省は繊維・アパレル業界に対し、企業のグリーン変革とデジタルトランスフォーメーションのプロセスの促進と支援、および競争力の向上のために、多くの政策と指示を出しました。また、繊維部門は、サプライチェーンにおいて徐々に高付加価値化していく必要があります」

2月中旬の時点で、ベトナムの繊維製品輸出額は約50億ドルに達し、昨年同期と比べて17％増加しています。

(VOVWORLD)