アストラゼネカはすでに、イギリスのオックスフォード大学が開発した新型コロナワクチンの治験を始めています。ソリオCEOによりますと、イギリスで行った第1段階の治験は近く終了予定で、第3段階も開始されたということです。
同社は13日、フランス、ドイツ、イタリア、オランダとの間で、EU=欧州連合に最大4億回分のワクチンを供給する契約に署名しました。イギリス、アメリカとの契約にも合意しました。
ソリオ氏は「ワクチンはおよそ1年間有効だと考えている」と述べた上で、「もし全てうまくいけば、8月もしくは9月に治験の結果を得られるだろう。同時並行で製造もしている。10月から納品の準備ができるだろう」と話しました。(ロイター)