ベトナム水産物加工輸出協会(VASEP)のレ・ハン副会長は、今回の電話会談について、水産業界をはじめとする輸出企業全体にとって大きな希望をもたらすものだと述べ、次のように語りました。
(テープ)
「アメリカ大統領がベトナム党書記長に対して表明した初期的な約束に関する情報は、今後のより良い成果への期待を企業界に与えています」
一方、国民経済大学経済学部のファム・テー・アイン学部長は、両首脳が代表団の交流やあらゆるレベルでの接触の拡大、経済・貿易・投資分野、特に科学やハイテクといった戦略的で突破口となる分野での協力強化に合意した点を高く評価しました。
また、トー・ラム書記長がアメリカに対し、ベトナムを市場経済国として早期に認定すること、および一部ハイテク製品に対する輸出規制の撤廃を提案したことにも注目したとし、次のように語りました。
(テープ)
「アメリカがベトナムを市場経済国として認定すれば、国際市場におけるベトナムの地位が高まり、より有利な条件での資金調達が可能になります。また、ベトナムへの国際投資の流入も加速し、アメリカからのハイテク製品の輸入制限も解除される可能性があります」
(VOVWORLD)