記者会見で出された報告によりますと、2020年、国家銀行はマクロ経済の安定の維持、インフレ抑制、新型コロナの影響で停滞した経済の回復を優先課題として金融政策を柔軟に運営してきました。国家銀行は各商業銀行などに対し、企業の生産経営活動の回復を支援するために、低金利の融資を提供するよう求めました。
来年の任務について国家銀行のダオ・ミン・トゥ副総裁は次のように語りました。
(テープ)
「2020年の銀行貸し出しの伸び率は約11%でした。2021年は12%という目標を出しています。市場の実際の動きを見て金融政策を柔軟に運営してゆきます。」
このように語ったトゥ副総裁はまた、2021年の優先課題は引き続き、金融市場と為替市場の安定を維持することであるとしています。