28日、ホーチミン市では、ホーチミン作戦に参加した5つの軍団の歴史的証人であり、国家によって「軍隊英雄」や「労働英雄」の称号を授与された人物や、連隊級以上の幹部との交流会が開催されました。
式典で、ホーチミン市党委員会のグエン・タイン・ギ副委員長は、退役軍人たちに対し、愛国心の精神と信念、力強さ、そして大志を若い世代に引き継ぎ、ホーチミン市を現代的で活気ある、創造性豊かで文明的、かつ情に厚い都市へと発展させることへの期待を述べました。
同日夜、ホーチミン市直轄トゥードゥック市のホーチミン市烈士墓地では、英雄烈士を追悼するキャンドル点灯式が行われました。このプログラムは、クアンチ省、ダナン市、ダクラク省、ビンズオン省、テイニン省、ドンナイ省、ロンアン省、ドンタップ省の各地に設置された8か所の中継拠点とオンラインで結ばれ、同時開催されました。
同日午後、中部クアンビン省では、同省指導部および約1500人のホーチミン共産青年同盟員が、ボーチャック県リーチャック村にあるバドック烈士墓地で、香を手向け、キャンドルを灯して英雄列士たちに感謝の意を表しました。さらに、クアンビン省内の各青年組織でも、同時に、省・県レベルの烈士墓地85か所、記念碑66基、慰霊塔5か所で、追悼の香炉奉納とキャンドル点灯が行われました。
一方、28日午前、南部ドンナイ省で、4月30日の南部解放・国家統一50周年を祝う記念式典が開催されました。この式典に参加したロンカイン市在住、80歳のドー・タン・フィエンさんは、地元の変貌ぶりに感慨を表し、次のように述べました。
(テープ)
「当時、ドンナイ省はまだ貧しく、道は赤土でぬかるんでいました。それが50年経った今、国も人々も大きく成長し、私は本当にうれしく思います。これは党、軍隊、そして国民による偉大な業績です」
同日、北部ハイズオン省では、故チャン・バン・トン写真家による写真展「戦場の記憶」が開幕しました。展示では、兵士たちの日常生活や戦場での戦いの瞬間を記録した作品を含め、故チャン・バン・トン写真家の代表的な50作品が3つのテーマに分けて紹介されました。特に、1975年4月30日の春の大勝利直後という、ベトナムの民族独立闘争における歴史的転機を捉えた写真が注目を集めています。
また、同日午後、北部ハイフォン市では「歓喜に満ちた国」をテーマとした写真・文書展が開幕しました。展示では、200点以上の写真や文書、抜粋資料、数百冊の貴重な書籍を通じて、民族の輝かしい歴史の歩みを振り返るとともに、ドイモイ(刷新)事業と国際統合の推進により、国家およびハイフォン市が達成した経済、社会、国防、安全保障分野での顕著な成果が紹介されています。
(VOVWORLD)