4日夜、グエン・ティ・タイン国会副議長は、北部タイグエン省で開催された「満月の夜・夢を照らすランタン」をテーマにした中秋節を祝うイベントに参加し、子どもたちや住民およそ1500人とともに楽しいひとときを過ごしました。このイベントは、タイグエン省の会場を中心に、ラオカイ省やハティン省、ザライ省、テイニン省、アンザン省など全国各地をオンラインでつなぎました。
会場では、獅子舞や民間遊戯、中秋節のごちそうを楽しむなど、にぎやかな雰囲気の中、困難な状況にある子どもたちを対象に数百人分のプレゼントが贈られました。
また、中部港湾都市ダナンで、各団体が中秋節の催しを行い、貧困家庭や障がいを持つ子ども、山間部の少数民族の子どもたちに贈り物を届けました。
山岳地帯のソンコン村では、恵まれないコートゥ族の子ども400人にプレゼントが贈られ、フオックチャイン村では、ダナン市共産青年同盟と慈善団体・子どもの権利保護協会が協力し、「夢を照らすランタン」というプログラムを実施しました。
一方、4日夜、中部カインホア省チュオンサ諸島では、ベトナム海軍第4管区に属する146号旅団の将兵やチュオンサ特別区の職員が、チュオンサ島、ソントゥテイ島、シントン島、ダテイ島で子どもたちのために「満月の夜」イベントを開催しました。イベントで、将兵や教師、生徒による獅子舞や歌舞公演が披露され、島の子どもたちが中秋節の喜びを楽しむことができました。
他方、ホーチミン市で、国境警備隊が沿岸地域の行政当局や慈善団体と連携し、「満月の夜・海辺の国境」と題した催しを開催し、海沿いの子どもたちに月餅やランタン、菓子、文房具などを贈り、貧困家庭の子どもたちを励ましました。
さらに、南部テイニン省ロンチュ村で、地元行政府が国境地域の1600人を超える子どもたちを対象に「愛と幸せの中秋節」というプログラムを開催しました。子どもたちは、ランタン行列や獅子舞を楽しみ、温かい雰囲気の中で贈り物を受け取りました。
今年の中秋節の一連の活動は、遠隔地や国境地域、離島の子どもたちを始め、全国の子どもたちに対する社会全体の思いやりと支援の心を広げ、子どもたちに温かく意義深い中秋節をもたらしています。
(VOVWORLD)