冒頭のあいさつでチン首相は、年初から9か月間の経済社会状況について、前年同期と比べて良好な結果を示していると述べました。すなわち、マクロ経済の安定、インフレの抑制、主要経済バランスの確保、経済成長の加速、さらに文化・社会分野や社会保障の充実、国民の生活水準の向上、政治・社会の安定、国防安全保障の強化、外交・国際統合の推進など、多方面で前向きな成果が得られたと評価しました。
一方、チン首相は当面多くの困難や試練に直面しているが、ベトナムは今年の経済成長率目標を8.3~8.5%に設定してきたことを強調した上で、今後もインフレ抑制とマクロ経済の安定、経済の主要バランスの確保を最優先課題としつつ、文化・社会・環境・国防・安全保障・外交など各分野での飛躍的な発展を実現するための具体的な対策を講じる必要があることを明らかにしました。
(VOVWORLD)