会談で、両首脳は党や国家、政府、国会、草の根交流などあらゆるチャネルにおいて高級会合や各レベル代表団の交換と接触を強化することで一致しました。また、両首脳は科学技術協力に関する政府間委員会の設立の推進やEVFTA=ベトナムとEU欧州連合との自由貿易協定の効率化など協力メカニズムを拡大させることで一致しました。さらに、貿易・投資関係におけるあらゆる障壁を取り除くための二重課税回避協定を含む具体的な協力文書の署名について協議することで合意しました。
両国は「ハイテクやデジタル技術、情報技術、フィンテック(FinTech)、AI人工知能、グリーントランジション、再生可能エネルギーなどあるゆる分野において、科学技術協力を強化していく」と再確認しました。また、各国の法制度および国際法に沿って、防衛・安全保障分野における協力を推進することで一致し、その中に犯罪防止、情報の安全とセキュリティの確保を通じて、地域および世界の平和と安全に貢献することを目指します。
ルオン・クオン国家主席は、リトアニアがEU加盟国の中で最も早くEVIPA=ベトナム・EUの投資保護協定を批准した国の一つであることを高く評価すると同時に、リトアニアが他のEU加盟国に対し、EVIPA=ベトナム・EUの投資保護協定の早期批准を促進するよう要請しました。
また、ベトナムの水産物輸出に対するEUの「IUUイエローカード」の早期解除に向けて、欧州委員会への支持を表明するよう呼びかけました。
会談の終了後、ルオン・クオン国家主席とギタナス・ナウセーダ大統領は、両国間のエネルギー、科学技術、農業および金融分野における複数の協力文書の署名式に立ち会いました。
(VOVWORLD)