これらの席で、各国代表はベトナムとの実質的かつ効果的な二国間関係の強化に一致し、経済、貿易、科学技術、デジタル・トランスフォーメーション、グリーントランスフォーメーションなど、それぞれの強みと需要がある分野を優先して協力を進めることで合意しました。また、気候変動、自然災害対策、食料安全保障、サイバーセキュリティといった共通課題への協力を強化する方針も確認しました。
各国の代表は、ベトナムが2027年に3回目となるAPEC議長国を務めることを祝福し、成功に向けて積極的に支持・協力していく考えを示しました。
パプアニューギニアのジョン・ロッソ副首相との会見で、ルオン・クオン国家主席は、ベトナムはパプアニューギニアとの友好協力関係を重視しており、ASEANと南太平洋の島しょ国、太平洋諸島フォーラム(PIF)との架け橋となる用意があると述べました。
ペルーのテレーサ・ステラ・メラ・ゴメス外貿観光相との会見で、ルオン・クオン国家主席は、ペルーとの友好・多面的協力関係を重視していると強調しました。一方、ペルー側は、2024年の国家主席のペルー訪問以降、両国関係が良好に発展していることを喜ばしく思うと述べました。
また、香港特別行政区の李家超行政長官との会見で、ルオン・クオン国家主席は、2024年7月の李行政長官のベトナム公式訪問で得られた合意事項や覚書を効果的に実施するよう提案しました。そのうえで、金融センター開発に関する協力を議論するため、香港側に代表団の派遣を要請しました。
同日夜、大韓民国のユン・ソンニョル大統領夫妻主催による晩餐会が開催され、APEC首脳たちが招かれました。
(VOVWORLD)







