式典であいさつしたチャン・タイン・マン国会議長は、今回の開館は、国会の形成と発展の歴史、そして国家発展における国会の役割と位置付けを国民がより深く理解するうえで重要な意義を持つと強調しました。特に、国会博物館の開館は、80年にわたるベトナム国会の歩みをより立体的に示す象徴的な節目であると述べました。
マン国会議長は次のように述べました。
(テープ)
「専門性・近代性・創造性を発揮し、貴重な資料や遺物の調査・収集・補完を積極的に進めるとともに、最新技術やデジタルトランスフォーメーションを導入し、資料・遺物のデジタルデータベースを構築していく必要があります。また、展示の研究・編集を重ね、最適な技術・美術空間が創出されていることも重要です。さらに、国会の各機関、関連機関、国内外の博物館や組織との協力を強化し、博物館を知識の集積拠点として発展させていきます。より多くの人々に国会博物館の存在を知らしめる広報も推進し、とりわけ若い世代が国会の歴史を学ぶ上で、政治・思想教育に貢献する『魅力的な場』となるよう努めていきます」
(VOVWORLD)







