席上、チャン議長は、ベトナムの農産物やハラール製品がインドネシア市場によりアクセスしやすくなるよう要請し、2028年までに両国の貿易額を180億ドルに引き上げる目標を示しました。また、今年1月に署名された漁業協力覚書の効果的な実施を通じて、持続可能な水産業の発展とIUU漁業の防止を促進するよう強調しました。
これに対し、ラウェヤイ副議長は、食料安全保障、グリーン経済、循環型経済、再生可能エネルギー、科学技術、持続可能な廃棄物管理などの分野で協力を強化したいと述べ、ベトナムの法整備や政策運用の経験を学びたいと表明しました。
両者はまた、国会の各専門委員会や友好議員グループ、女性議員、若手議員間の交流を深め、デジタルトランスフォーメーション、グリーン成長、気候変動への対応といったグローバル課題においても連携することで一致しました。さらに、両国の包括的な戦略的パートナーシップの行動計画や国会間協力の進捗についても、共同で監視・推進していく方針を確認しました。
(VOVWORLD) -