論文の中でトー・ラム書記長・国家主席は、今年の記念日が特別な意義を持つと強調しました。先ごろ閉幕した第14回党全国代表大会では、ベトナムを新たな時代へと導く戦略的な方向性が定められました。また、国会議員および各級人民評議会議員の選挙が行われ、政治の新たな章が開かれました。政治体制もより簡潔で効率的な組織モデルへの移行を進めており、党と国家は今、大きな転換点に立っています。
トー・ラム書記長・国家主席はこうした状況を踏まえ、第14回党大会の方向性はホー・チ・ミン思想を現代の歴史的条件のもとで創造的に発展させたものだと位置づけました。
その柱のひとつが「民こそ根本」という思想です。あらゆる政策・方針の根幹に国民を置くというこの原則は、今もベトナムの政治を貫く軸であり続けています。また、独立・自主・自力・自強という思想は、第4次産業革命やサプライチェーンの再編、世界の地政学的変動が進む今日においても、国家発展の羅針盤となっています。書記長・国家主席はこの思想を現代に当てはめ、外国に依存せず自ら競争力を高める経済の構築と、科学技術・デジタル転換の積極的な推進が今の時代に求められると述べました。
党の建設についても、ホー・チ・ミン思想の重要性を強調しました。国家が速やかかつ持続的に発展するためには、清廉で強固な党、十分な英知と道徳を備えた党が欠かせないと述べ、汚職・浪費・官僚主義の根絶は党の課題であるだけでなく、国民の信頼を守り、健全な発展環境を作るための国家的課題だと訴えました。
さらに、民族大団結についても言及し、国家の飛躍にはすべてのベトナム人の英知と創造力を最大限に引き出すことが不可欠だと強調しました。また、経済成長だけでなく、国民の知的水準の向上や文化・道徳の発展こそが真の国家発展だという、ホー・チ・ミン主席の文化観・人間観の重要性も改めて示しました。
論文の結びでトー・ラム書記長・国家主席は、ホー・チ・ミン思想を学ぶことは美しいスローガンや形式的な運動に終わってはならないと強く訴えました。大切なのは、公務の倫理、清廉な行政文化、国民への奉仕責任として日々の行動に体現することだと述べ、全党・全国民が思想を実践へと転化することを求めました。
ホー・チ・ミン主席が生涯をかけて夢見た、強盛で誇り高いベトナムの実現に向け、その思想の光は今も国民の歩みを照らし続けているとしています。
[VOVWORLD]






