席上、演説に立ったチン首相は、サイバーセキュリティの確保とサイバー犯罪対策が、国家のデジタルトランスフォーメーションにおける「柱」と「背骨」であることをベトナムは深く認識していると強調しました。これまでに、ベトナムは、サイバー犯罪対策のための多くの戦略、法律、行動計画を公布し、主体的かつ包括的で、国民全体によるサイバーセキュリティ態勢を構築してきました。特に技術と人材面において、サイバーセキュリティの能力、自立性、自信を段階的に向上させています。ベトナムは前向きな成果を収めており、サイバーセキュリティと安全の分野でリーディンググループの地位を確立しています。ベトナムは模範的であり、高いサイバーセキュリティへのコミットメントと能力を持ち、世界で16位、ASEANで3位、アジア太平洋地域で4位にランク付けされています。
チン首相は、次のように述べています。
(テープ)
「サイバー空間は、侵害されてはならない共通の財産であり、デジタル主権の尊重、公平性、協力、そして責任の原則に基づいて保護され、管理されなければなりません。ハノイ条約の意義は、サイバーセキュリティ確保に関する共通規範を確立するだけでなく、国際的な連携、情報共有、技術支援、資源が限られた国の能力向上を可能にするメカニズムを開くことにあります。これにより、デジタル能力の格差を縮小し、デジタル時代における技術の不平等と不正義を防ぎます」
なお、全体討論会で、多くの国の代表は、サイバー犯罪が世界的な課題であり、証拠共有、容疑者の引き渡し、安全なサイバー空間の保護における統一的な行動と国際協力が必要であると確認するとともに、条約の履行、デジタル空間で国民を保護するための加盟国との緊密な協力に対する強いコミットメントを表明しました。
(VOVWORLD)







