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「現時点で、基本的にすべての準備が整っており、とくに物的インフラの面で十分な対応ができています。住民と幹部、職員の士気も高く、改革への期待と、党および国家から託された任務を果たすため、強い決意をもって取り組んでいます」
北中部タインホア省でも同日、同省で模範的な地区に指定されているハックタイン区において、試験運用が実施されました。新たな体制のもとで、2021~2026年期の人民評議会の第1回会議や、人民委員会の初会合など、具体的な場面を想定した運営が展開されました。
一方、南中部沿岸地域に位置するビンディン省では、6月20日に新設された58の村・区で、一斉に試験運用が開始される予定です。主な焦点は、行政手続きの迅速化、文書管理ソフトの操作、指令系統の電子化などにあります。ビンディン省人民委員会のファム・アイン・トゥアン委員長は次のように語りました。
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「6月20日に省内58の新しい単位で試験運用を行います。中心は公共行政センターと村の行政府の体制です。ザライ省人民委員会とも協議し、新たに統合されるザライ省では6月25日から135の単位で一斉運用に移行します。また、6月28日から30日にかけて両省の文書処理システムを停止し、新体制への完全移行を進めます」
さらに、中部ダナン市とクアンナム省は6月21日から23日にかけて、連携して6つの新設村と区でのモデル運用を予定しています。今回の試験運用を通じて、新制度の円滑かつ安定的な導入、そして実効性のある行政運営の確立が目指されています。
(VOVWORLD)