この展示会は、6日から8日まで同市で開催される2025年国連ウェーサーカ祭を記念したもので、ベトナム仏教の豊かな歴史と文化的多様性を紹介しています。
ベトナム仏教会中央文化委員会のティック・トー・ラック委員長は、今回の展示会では、李朝、陳朝、阮朝時代からの87点に及ぶ仏教関連の国宝が一堂に会していると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「今回の展示会では初めて、87点もの仏教国宝が実物または高精細画像で一堂に公開されています。また『多様性の中の統一』というベトナム仏教文化の精神を体現する、言語、法衣、建築、遺産に関する4つの特別プロジェクトにも焦点を当てています。ベトナム仏教は多くの宗派から成り、それぞれが独自の法衣や修行法、建築様式、仏像、文化遺産を持っています。こうした仏教の多様な伝統は、今後も大切に保存され、発展し、尊重されていくことでしょう。」
また同日午前には、学院敷地内で500平方メートルの巨大な仏旗掲揚式も行われ、国連ウェーサーカ祭の開幕を告げました。
なお、ウェーサーカ祭は、釈迦の誕生・悟り・入滅という三大仏事を祝う行事として、1999年に国連によって公式に認定されました。
(VOVWORLD)