輸出入総額は4,300億ドル近くに達し、このうち輸出額は約2,160億ドルとなっています。貿易黒字も40億ドル近くを記録しました。
商工省輸出入局のチャン・タイン・ハイ副局長は、この結果について政府目標を上回る成果だと評価し、年間輸出目標の4,500億ドル超達成に向けて良い弾みがついたと述べています。
一方で下半期については、アメリカの関税問題や世界情勢の不安定化が課題として挙げられています。これに対してハイ副局長は次のように話しています。
(テープ)
「市場の多様化が重要な課題です。南アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカなど人口の多い地域との自由貿易協定交渉の準備を進めています。これらの地域はベトナム製品への需要が見込める有望な市場です」
ベトナムは輸出先の分散化により、貿易摩擦のリスクを軽減する戦略を取っています。
(VOVWORLD)