この活動は、外国に住んでいるベトナム人の若い世代にベトナムの文化や歴史、愛国伝統、国の経済社会開発状況などについて深く理解してもらうことを目的として、2004年以降毎年行われているものです。開幕式で、国外在住ベトナム人担当委員会のマイ・フアン・ズン副委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「このベトナムサマーキャンプを通じて、外国に住んでいるベトナムの若者が母国ベトナムの歴史、文化の伝統だけでなく、ドイモイ事業、および国外在留ベトナム人に対する党と政府の主張や政策を理解できるようになります」
一方、今回のベトナムサマーキャンプに参加しているハンガリー在住ベトナム人のThurozy Viktoria Ly Anhさんは次のように語りました。
(テープ)
「他の国々に住んでいるベトナム人と出会え、嬉しく思っています。家族ではなく、友達と一緒にベトナムを訪れるのは今回が初めてです。私たちはホーチミン主席が生まれた故郷であるセン村やホーチミン主席が住んだ高床式の住宅などを見学し、ホーチミン主席について理解できるようになりました」
7月19日から8月3日のベトナムサマーキャンプ期間中、国外在住ベトナム人の青年は全国にある9つの省や市で開かれる様々なイベントに参加しています。これはこれらの青年が母国ベトナムの生活を体験し、母国に対する愛着と責任感を芽生えさせるチャンスとなります。