会見で、トー・ラム書記長は、ベトナムがシンガポールを単にASEAN加盟国の一つとしてだけでなく、ベトナムの発展と国際統合における重要なパートナーとして位置づけていることを強調しました。トー･ラム書記長は、両国間の包括的な戦略的パートナーシップに関する2025年から2030年までの行動計画の署名を提案し、関係の具体化を提案しました。また、グリーンエネルギーや地域のグリッド網における協力提案を歓迎し、支持しました。

一方、ローレンス・ウォン首相は、トー・ラム書記長が提案した両国の今後の戦略的協力分野、特に既存の二国間メカニズムの効果的実施と包括的な戦略的パートナーシップに即した新たなメカニズム構築に高い評価を示しました。経済協力の推進や労働・人的交流の新たな原動力創出にも同意しました。

同日、ハノイの国会議事堂で、チャン・タイン・マン国会議長がローレンス・ウォン首相と会見しました。マン議長は、ベトナムとシンガポールの国会が2022年5月の協力協定や2024年12月の相互訪問の成果に基づき、効果的に協力していると述べました。両国の国会は、IPUやAIPAなどの国際・地域議会フォーラムで定期的な協議と支援を行っています。

ローレンス・ウォン首相は、シンガポールがベトナムとの包括的な戦略なパートナーシップを、議会協力を含むあらゆる分野で強化し、深化させたいと述べました。

(VOVWORLD)