6日、インドネシアの首都ジャカルタで、第43回ASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議と関連会合に出席するに当たり、ファム・ミン・チン首相は、日本の岸田 文雄首相、および韓国の尹錫悦大統領と個別会見を行いました。
岸田首相との会見で、チン首相は「日本が経済協力プロジェクト、ODA政府開発援助プロジェクトの実施のためベトナムと協力するとともに、ベトナムの南北高速鉄道、ハノイとホーチミン市における都市鉄道の開発への支援計画を検討すると提案しました。一方、岸田首相はG7首脳会議へのベトナムの貢献を高く評価するとともに、2023年の両国の外交関係樹立50周年記念活動の一環として、日本がベトナムと協力して間もなく開催される予定の両国の指導者による訪問の準備を急いでいると明らかにしました。
同日、韓国のユン大統領との会見で、両国の指導者は各レベルの訪問団の往来、貿易、投資、教育分野における協力強化に引き続き取り組むとともに、両国間の包括的かつ戦略的パートナーシップを深化させるため今後も引き続き努力することで一致しました。ユン大統領はベトナムはインド洋太平洋戦略における韓国の主要な相手であると明らかにするとともに、ベトナム政府がベトナムに進出している韓国企業に好ましい条件を提示していることに感謝の意を表明しました。
(VOVWORLD)