会見で、チン首相は、マリ大使がベトナムに着任して以来、文化・芸術分野を始め、ベトナムとパキスタンとの協力を積極的に促進してきたことを高く評価し、これにより両国間の相互理解が深まってきたと明らかにしました。チン首相は、ベトナムとパキスタンには協力の余地が多くあることから、両国の関係をさらに実質的に発展させるため、その協力の余地をさらに活用すべきであると強調しました。

また、チン首相はマリ大使に対し、両国の訪問団の往来、両国間の協力メカニズムの早期再開のため、両国の省庁、地方、企業間の架け橋としての役割を果たすよう提案しました。

さらに、チン首相は、今後、両国が経済・貿易・投資の分野における協力を強化し、両国の潜在力と強みを活かして、両国間の取引総額を年平均10億ドルに増加させるよう努めることを提案しました。

一方、マリ大使は、ベトナムとパキスタンとの伝統的な友好関係をさらに深化させるため全力を尽くすことを確約しました。また、マリ大使は、パキスタンの多くの企業がベトナム市場により関心を持つようになっていることを明らかにするとともに、両国の企業間の連携を促進し、さまざまな形態の協力を展開することへの希望を表明しました。

(VOVWORLD)