今回の訪問の意義と成果について、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は記者団のインタビューに答えた際、「わずか8日間にわたる今回の歴訪に80件以上の活動が行われ、その中で、トー・ラム書記長が各国の首脳と会談や会見を行ったほか、政党関係者、各界代表、企業との意見交換、経済・文化施設の見学、各国在住ベトナム人コミュニティとの懇談などがあった。また、トー・ラム書記長はロシアで行われた大祖国戦争勝利80周年記念式典に、カザフスタンで行われた対ナチス・ドイツ勝利80周年記念式典にも出席した」と明らかにしました。
また、ソン副首相兼外相は、今回の外遊が独立・自主・平和・友好・協力・発展を基本とするベトナムの外交方針の実現や対外関係の多様化・多角化と国際統合の包括的な促進に貢献するほか、ベトナムが信頼できるパートナーであり、国際社会における積極的かつ責任あるメンバーであるという第13回党大会の精神にも合致するものであると強調しました。
今回の訪問により、ベトナムはカザフスタン、アゼルバイジャン、ベラルーシとの関係を戦略的パートナーシップへと格上げするほか、ロシアとの伝統的友好関係と包括的な戦略的パートナーシップをさらに強化しました。
さらに、今回の訪問で、ベトナムと各国の省庁や企業間で約60件の協力協定が締結され、今後の協力関係をより実質的で効果的なものにしていくことが期待されています。
(VOVWORLD)