外務省国際機関局長のファム・ハイ・アイン大使率いるベトナム代表団が会議に出席しました。
会議で発言に立ったアイン大使は、非同盟運動に対し、団結の強化、活動の方法の刷新、活動効率の向上、南南協力の推進を呼びかけました。同時に、国連改革、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施、気候変動への対応、国際貿易・金融システムの改革、新興技術のガバナンスに関する分野において、グローバル・ガバナンスにおける共通の立場を取るべきだと強調しました。
国際問題に関して、ベトナムはイスラエルとハマスの間で合意されたガザ地区の紛争終結に向けた協定を歓迎し、合意の履行を促すとともに、二国家解決と持続可能な地域平和を目指すよう呼びかけました。また、ベトナム代表団団長は、キューバ国民への支持を再確認し、対キューバ制裁の解除を求めました。
ベトナム代表団団長は、ベトナムが多国間協力に対してより積極的かつ実質的に貢献していくというコミットメントを表明し、特に10月末にハノイで開催される「サイバー犯罪防止に関する国連条約」署名開放式の主催、および2026年に開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議の議長国を務めると自ら紹介しました。
(VOVWORLD)