ウィーンでは、10日から12日までの日程で、CTBTO=包括的核実験禁止条約機関の準備委員会の会合が開かれています。
ウー・レ・タイ・ホアン大使
会合でベトナムのウー・レ・タイ・ホアン大使は、ベトナムが包括的核実験禁止条約を強く支持すると表明しました。また、各国が原子力を平和利用する際には、安全性の確保と国際原子力機関の基準の厳守を両立すべきだと訴えました。
大使は、ベトナムが来年、ニューヨークで開かれるNPT=核拡散防止条約の運用検討会議で議長国を務めることに触れ、「バランスの取れた合意づくりを進め、NPTとCTBTなどの枠組みを連携させていきたい」と述べました。
ベトナムは今月24日と25日に、ウィーンで各国の地域グループとの協議を行う予定です。
ホアン大使はまた、「多国間主義を推進し、地域バランスを保ちながら、女性や若者の参加を広げることで、核実験のない世界という目標に貢献したい」と強調しました。
(VOVWORLD)







