これは、温室効果ガスの排出を抑えて栽培された米で、ベトナムは世界で最初にこうした米を商業輸出する国の一つとなりました。
輸出式典は南部カントー市で開催され、ベトナム米業界協会と現地の農業会社が共同で行いました。この取り組みは、メコンデルタ地域で100万ヘクタールの持続可能な稲作を推進する国家プロジェクトの一環です。
現在、ベトナムでは7社の企業がこの「グリーン低排出米」ブランドの認証を取得しており、総生産量は約2万トンに達しています。
輸出を行った企業によりますと、今回の日本向け輸出に続いて、オーストラリア向けにも200トンを1トン当たり約1200ドルで輸出する予定だということです。
同社では今年中に、主に日本市場を中心として約40万トンの認証米を海外に輸出する計画を立てています。
(VOVWORLD)