（写真：VGP/Quang Thương）

28日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は幾つかの省庁、機関の指導者らと会合を行い、インフレ抑制や、マクロ経済の安定維持、経済社会の回復・発展の促進を目指す方策などを協議しました。

会合はアメリカの中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会が0.75％の利上げを決めた直後に行われたものです。

会合で、チン首相は、世界の複雑な状況や、インフレ、多くの国の間の競争激化、物価高騰などベトナムにマイナス影響を与える要素を強調した上で、省庁・機関に対し、具体的な対策をとるよう要請しました。

チン首相は、「現在、マクロ経済の安定維持や、インフレ抑制、経済成長の促進、新型コロナウイルス感染症予防対策、経済構造の転換と経済再構築は最も重要な任務である」と指摘するとともに、「成長モデルの転換や、科学技術の導入、デジタルトランスフォーメーション、グリーン経済と循環経済開発、エネルギー転換、気候変動への対応を進めていく必要がある」と訴えました。

ソース:VOV