この会議は2021年におけるASEAN文化社会コミュニティの最も重要なイベントであり、来る10月、行われる第38回ASEAN首脳会議に提出される文書や声明を点検するとともに、ASEAN共同体ビジョン2025の現実化を目指す今後の発展方向について協議するためのものです。
会議でズン大臣は新型コロナの制圧に向けてのベトナムの努力について触れ、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムはASEANとともに、新型コロナ対応とその影響の克服に取り組んでいます。ベトナム政府は感染者が多い地方でのワクチン接種を加速させ、支援策の対象者を拡大してきました。一方で企業、個人は新型コロナによる深刻な影響を受けた人々に救いの手を差し伸べ、国家と力を合わせ、社会保障の確保に尽力しています。ASEANのそれぞれの国はいまだ多くの困難と試練に直面していますが、『互いに関心を寄せ、準備する姿勢を整える』ことで近い将来、疫病を乗り越えると確信します。」