今回は「子どもに対する重大な権利侵害を終わらせ、防ぐための効果的な戦略」がテーマで、2025年6月の議長国であるガイアナのヴィンディヤ・パーサウド社会福祉・サービス大臣が議長を務めました。討論には国連事務局、UNICEF国連児童基金、そして90を超える加盟国の代表が参加しました。
この場で発言した、国連常駐ベトナム政府代表部のド・フン・ビエット大使は、ベトナムがあらゆる形態の子どもへの暴力を強く非難するとともに、武力紛争下における子どもの権利侵害の即時停止を求める立場を明確にしました。
また、ビエット大使は「予防が最も優先されるべきであり、特に紛争の根本原因への対応や、子どもが暴力に巻き込まれるリスクの最小化が重要だ」と強調しました。さらに、ベトナムは和平プロセスのすべての段階において子どもの保護を組み込むことを重視しており、これを平和維持活動における中核的な課題と位置づけていると述べました。
(VOVWORLD)