線香を手向ける儀式の後、フック主席一行は第6代フン王を祀る寺院に花輪を捧げ、ベッチ市にあるフンブオン広場でフート文化芸術会館の起工式に参列しました。フート省は人類の無形文化遺産に認定された「フン王を偲ぶ信仰」と民謡「ハットソアン」の保存・発揮に尽力しています。
これに先立つ9日夜、ベッチ市で「神聖な源」をテーマにした文芸公演が行われ、花火が打ち上げられました。
この機に国内各地でフン王を偲ぶ様々な活動が行われました。
こうした中、9日夜、チェコの首都プラハにあるサパショッピングセンターでフン王を偲ぶ儀式2022が行われました。席上、組織委員会のタ・クォク・フアン委員長は次のように語りました。
「 2010年から毎年、フン王を偲ぶ儀式を行っています。現在、この儀式はベトナム人コミュニティが在住している欧州諸国に繰り広げられています。これは各世代のベトナム人を緊密に結びつけるだけでなく、海外の友人にベトナム文化の美しさを伝える働きがあります」
チェコのほか、マレーシア、ハンガリーなどでもベトナム人コミュニティはフン王を偲ぶ儀式を行っています。
ソース:VOV