会議で発言に立ったフック首相は、「新型コロナの影響で今年上半期のベトナムの経済成長率は、この10年間で最低のわずか1.81%であるが、プラス成長を維持できた数少ない国の一つである」と明らかにしました。また、新型コロナの影響で大きな打撃を受けたものの、マクロ経済の安定が維持されているとしながらも、経済回復のために、より大きな努力が必要であると指摘しました。フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「これからも、困難な状況が継続されると予測されています。そのため、私たちは特別な対策を見出さなければなりません。今回の会議で、新型コロナの感染が再発しないようにしながら、経済を回復するという二重目標を実現させるための具体的な措置を出してほしいと思います。私たちは団結精神を発揮して困難を乗り越える決意を固めなければなりません。」
このように語ったフック首相はまた、国内外からのリスクを判明した上で、国内消費の刺激、国内外からの投資の奨励、デジタル経済の発展などの措置を提案しました。