この席で、フック首相は、証券市場は国の繁栄に重要な役割を果たす者であると述べ、ベトナム証券市場を地域並みにするよう求めました。また、企業や投資家の需要に応えるため、証券市場の体制完備や技術改革をさらに推進しなければならないと指導し、次のように語りました。
(テープ)
「この20年間の道程では、ベトナム証券市場は多くの困難を乗り越え、構造の面でも規模の面でも益々発展し、経済の重要な資金調達チャンネルとなっています。証券市場は、多くの企業にとって土台となり、企業の成長に役立ち、経済発展に大きく貢献しています。こうしたベトナム証券市場は地域並みのレベルへと発展していると言えます。」
なお、当初のベトナム証券市場は上場企業がわずか2社でしたが、現在の上場企業数は1600社以上で、その合計時価総額はベトナムのGDPの65%にあたる4千兆ベトナムドン(日本円で約19兆円)にのぼっています。