席上、フック主席はムーディー大使が任務を立派に果たし、ベトナム・オーストラリアの戦略的パートナーシップの深化に貢献してきたことを高く評価しました。また、ムーディー女史が両国の友好関係の強化に尽力してきたため、友好勲章を授与されたことを祝いました。
ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)について、オーストラリア側に対し、「平和、安定、安全保障、航行の自由を確保し、国際法、とりわけ1982年国連海洋法に従って、対話を通じて平和的措置により、問題を解決するというベトナムのスタンスを支持するよう」希望を表明しました。また、両国は気候変動への対応、デジタル経済、グリーン成長、再生可能エネルギーの開発などで協力を促進しているよう提案しました。
一方、ムーディー大使は、「今後も、いかなるポストに就いていても両国関係の促進、および2023年の両国の外交関係樹立50周年を機に、包括的戦略的パートナーシップの確立に尽力していく」と確約しました。
ソース:VOV