8日午前、バンコクで、タイを訪問中のブオン・デイン・フエ国会議長はタイ・ベトナム友好協会会長を務めるタイ商工会議所(TTC)のサナン・アングボルクク会頭を含め、セントラル・グループ、サイアム・セメント・グループ、カシコン銀行、チャロン・ポカパン・グループなど、ベトナムで事業活動を行っているタイの大手企業のリーダーとぞれぞれ個別会見を行いました。
タイ商工会議所のサナン・アングボルクク会頭との会見で、フエ議長は今後両国間の取引総額を増加させるため両国がさらに取り組むよう提案するとともに、タイの関連機関に対し、タイでベトナム商工会議所を開設するため支援してきたことに感謝の意を表明しました。
一方、ベトナムで事業活動を行っているタイの大手企業のリーダーと個別会見で、フエ議長はこれらの企業の生産経営活動がベトナムの社会経済開発に貢献していることを高く評価したうえで、ベトナムは国内外の投資家に有利な投資環境を整備するため、法律システムの完備に尽力していると明らかにしました。
一方、タイの大手企業のリーダーは生産拠点が置かれた地区の住民の生活水準の改善のため今後も引き続き努力していくことを公約しました。
(VOVWORLD)