チン首相は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長およびフランスのエマニュエル・マクロン大統領の招きに応え、第3回国連海洋会議への出席と、フランスにおける二国間活動を行う予定です。
空港では、フランス外務省の代表者、在フランス・ベトナムのディン・トアン・タン大使夫妻、並びに大使館員らが出迎えました。
同日午後、チン首相はフランス南部の歴史と芸術を色濃く伝える文化施設「ラスカリス宮殿博物館(Musée Palais Lascaris)」を訪問しました。同館は、フランス有数、ヨーロッパ最大級ともされる貴重な古楽器コレクションを誇り、チン首相はその豊かさに深い印象と感銘を表しました。
チン首相は、「500の楽器が過去・現在・未来をつなぎ、文化は内なる力であり、インスピレーションと発展の原動力となる」と述べました。また、文化こそが多彩な色と響きによって、ベトナムとフランス両国民の友情の絆を力強く結びつける要素であると強調しました。
それに先立ち、チン首相夫妻一行は、ニース市で日本食レストランを経営するフランス在住ベトナム人、ヴォー・バ・ルアン氏の家庭を訪れました。同市は、フランス南部の有名な観光都市として知られています。
(VOVWORLD)