ハノイの街は国旗や花で彩られ、広場周辺には何千人もの人々が集まりました。沿道には、あらゆる世代の人々が陣取り、音楽とともに兵士たちが通り過ぎる瞬間を待ちわびていました。
(音声:ハノイの街の歌声)
家族連れも多く、食べ物や飲み物を持参して談笑しながら、その時を待っていました。白髪の老人が孫の手を引いていたり、国旗を振る小さな子供たちの姿も見られました。誰もが、軍隊や警察が威風堂々と行進する姿を誇らしい気持ちで見守っていました。
リハーサルを見に来たファム・ティ・ホアさんは次のように話しています。
(テープ)
「朝早くから来たのですが、すでにすごい人だかりでした。皆さんの熱気に圧倒され、疲れも吹き飛びました。今日のリハーサルのために、仕事をすべて調整してきたんです。」
一方、行進隊に参加したグエン・トゥイ・リンさんは、次のように語ってくれました。
(テープ)
「8月革命と9月2日の建国記念という記念すべきイベントに、少しでも貢献できることを大変光栄に、そして誇りに思います。感動を胸に、精一杯任務を遂行します」
祖国の独立を祝う歌が響き渡る中、兵士たちが力強く行進する姿を見守りながら、人々は民族としての喜びに浸っていました。
(VOVWORLD)