同日夜、トー・ラム書記長は在カザフスタンベトナム大使館の幹部、職員、カザフスタン在住ベトナム人コミュニティの代表と懇談しました。席上、トー・ラム書記長は、次のように述べました。
(テープ)
「カザフスタンとの協力は、新時代におけるベトナムの発展拡大のための戦略的協力の一つとなっています。重要な点は、カザフスタンのビジョンと発展の方向性がベトナムと多くの共通点があり、カザフスタンも中央アジア諸国との協力において、ベトナムを架け橋として積極的に連携したいと考えていることです」
トー・ラム書記長は、カザフスタン在住ベトナム人コミュニティの団結、深い統合、民族文化遺産の維持への努力を高く評価するとともに、カザフスタン在住のベトナム人協会とベトナム青年知識人協会に対し、引き続き中心的な役割を果たし、国外在住ベトナム人と母国ベトナムを結びつける強固な架け橋としての役割を果たしていくよう希望を表明しました。
一方、同日夜、アスタナの首都で、カザフスタンのマウレン・アシムバエフ上院議長との会見で、トー・ラム書記長は、議会間協力が二国間関係を促進するための重要な柱の一つであると確認するとともに、ベトナムが、相互の発展のためにカザフスタンの経験を共有し、両国関係がヨーロッパとアジアの二つの大陸を結ぶ架け橋となることを望んでいます。
これに対し、マウレン・アシムバエフ上院議長は、カザフスタンがベトナムとの伝統的な友好関係と多面的な協力を非常に重視しており、両国首脳が合意した協力の方向性の実施をカザフスタン上院が積極的に支持し、促進することを明らかにしました。
(VOVWORLD)