23日午後、政府本部でファム・ミン・チン首相は、違法・無報告・無規制(IUU)漁業対策に関する国家指導委員会の第14回会議を主宰しました。会議は沿岸21の省・市とオンラインで結ばれました。
チン首相は、欧州委員会(EC)による「イエローカード」警告の解除と、その後の持続的な成果の確保を最優先課題とし、社会経済の発展、海域・島嶼における主権および主権的権利の保護、さらにベトナムの政治・外交関係と国際的地位の強化につなげる考えを強調しました。
チン首相は、次のように語りました。
(テープ)
「EUのイエローカードは、2025年中に必ず解除し、長引かせません。第一に、党組織・行政・社会全体で総力を挙げて取り組みます。第二に、制度を点検し、法的課題に対処するため、簡易手続による決議を速やかに発出します。第三に、新たな指導体制を整備し、各レベルの法執行能力を高めます。公安省のファム・テー・トゥン次官を長とする作業部会を設置し、最高人民検察院および最高人民裁判所と連携して、係属中の事案を徹底して処理する必要があります」
さらにチン首相は、沿岸の漁民や関係する団体・個人に対し、水産分野の法令、とりわけIUU対策の周知・啓発を引き続き徹底するよう指示しました。
(VOVWORLD)