会議では、経済成長や社会保障、インフラ整備など、幅広いテーマが取り上げられました。首相は「経済の安定成長を維持しながら、住民の生活向上にも配慮し、全国目標の8.3から8.5パーセントの成長を達成する必要がある」と述べています。
チン首相は、クアンチ省の地理的な特徴にも注目しました。この地域は以前、強い日差しと風が厳しい自然条件とされていましたが、首相は「今では再生可能エネルギー開発の大きな武器になっている」と評価しました。
クアンチ省は、ベトナムで最も幅の狭い部分に位置し、国際的な交通の要所でもあります。空港や港湾、鉄道、高速道路など、あらゆる交通手段が集まっていることも強みだとしています。
首相は、これらの優位性を生かして、エネルギーや交通、医療分野のインフラ整備を進めるよう指示しました。また、都市機能と科学技術、サービス業、工業を組み合わせた新しい都市区域の建設も提案しています。
一方、7月27日の傷病原人・戦没者の日にあたり、チン首相は、省内の戦没者墓地を適切に管理し、全国からの参拝者を受け入れられるよう整備することの重要性も強調しました。
(VOVWORLD)