会議で首相は、タインホア省がこれまで社会経済の各分野で目覚ましい成果を上げてきたことを評価。特に、二層制地方行政制度の導入において、国から委任された任務を着実に実行している点を評価しました。
今後の発展に向けて、チン首相はタインホア省の強みとして、豊富な資源、独自の潜在力、恵まれた機会、そして競争優位性を挙げました。中でも、人材こそが発展の中心であり、原動力であり、最も重要な資源だと強調しました。
さらに、タインホア省が持つ戦略的な地理的条件、森林、海、川、山といった自然の恵みを最大限に活用すべきだと訴えました。
首相は、タインホア省に対し、外部に頼らず自力で発展する精神と団結力を発揮すること、豊かな文化と歴史的伝統を継承・発展させ、それを原動力とするよう求めました。
「常に新しい発想を持ち、広い視野で未来を見据え、深く考え、大胆に行動してほしい」と呼びかけました。
具体的な指示として、ラムソン、サムソン、ギソン、ビムソンといった地域の開発効率を高めること、特にラムソンを空港都市として発展させるべきだとしました。
また、交通、通信、教育などのインフラ整備を加速させ、企業が成長しやすい環境を整えるよう指示しました。
省からの提案に対しては、ギソン港の浚渫作業を建設省からタインホア省に移管するよう指示。ギソン石油精製・石油化学工場の第2期建設については、国営石油会社ペトロベトナムに対し、省や外国企業と協力して石油貯蔵施設への投資を進めるよう求めました。
二層制地方行政制度については、まず制度の機能を確立し、職務を明確にした上で、人員配置と人事政策を実施するよう指示しました。
(VOVWORLD)







