会議ではグエン・フー・チョン党書記長がスピーチを行ったほか、グエン・スアン・フック国家主席、ファム・ミン・チン首相、ブオン・ディン・フエ国会議長が出席しました。
会議で発言に立ったチョン党書記長は、「政治局がこの決議を発布するのは、地域開発に関する党の主張や路線を良好に実現することが狙いである。これは、地域開発が各地域だけでなく全国にとっても戦略的な意義がある問題であるからである。この決議は、新しい時期における地域の潜在力やメリットを効果的に活用し、新しい突破口となる」と強調しました。
さらに、チョン書記長は、決議13号の幾つかの具体的な目標について述べました。それらは、2030年までに、南部メコンデルタ地域は文明的かつ持続可能な生態地域として、河川の特色を生かした豊かな文化を持ち、国家、地域、および世界のダイナミックな農業経済の中心地になるということです。
また、2045年までには、同地域は包括的に開発された文明的かつ持続可能な生態地域となり、豊かな河川文化や、近代的かつ調和した社会経済インフラが整備され、気候変動への適応、ダイナミックに発展する経済、高い生活水準、多様な各民族固有の文化的価値が維持、発揮され、国防・安全保障の確保、清廉で強靭な党と政治システムを建設し、民族大団結が強化されるという目標であるとしています。
なお、チョン書記長は、この会議の直後に、関連各部局、機関、団体は行動計画の立案を加速させる必要があると述べました。
ソース:VOV