カントー市選出のレ・ティ・タイン・ラム議員は、AIを利用した詐欺行為の増加を指摘し、法案への禁止行為の追加を求めました。
(テープ)
「一部の事件は当局によって未然に防がれましたが、AIを悪用して詐欺を個人化する傾向が高まっています。そのため、第9条において、AIによる顔や声の偽造、その他のなりすまし技術を用いた詐欺・虚偽情報の拡散・混乱の助長などを禁止行為として明確に追加すべきだと考えます」
また、ネット上での子どもの保護についても多くの意見が出されました。カマウ省選出のレ・ティ・ゴック・リン議員は、子どもだけでなく高齢者や障がい者、判断能力が制限されている人など、社会的に弱い立場にある人々の保護も必要だと訴えました。
(テープ)
「第20条の子どもに対するネット上の被害防止に関する規定には賛同します。同時に、保護対象として高齢者や判断能力が制限されている人々など、他の弱者も加えるべきだと思います。これらの人々もネット空間で特に被害を受けやすい立場にあります」
この問題について、公安省のルオン・タム・クアン大臣は、サイバー空間の安全を確保するためには、関係機関の連携や国際的な協力を一層強化することが重要だと説明しました。
(VOVWORLD)







