その目的は持続可能な開発のための2030アジェンダの遂行に向けて誰一人も取り残さないということです。
具体的に、UNFPAはベトナムが2030年に持続可能な開発目標の遂行を支援するためベトナムに対する第10回国家プログラムに関する文書を採択し、その投資総額は2650万ドルにのぼっています。このプログラムは女性と子供、未成年、青年、高齢者、少数民族の人々、移住労働者、身体障碍者、性暴力被害者など取り残されやすい人を優先的に支援します。
今回の国家プログラムの重要な意義について、UNFPAベトナム事務所の北原直美所長は「今後5年間に実施するUNFPAのイニシアチブは妊産婦死亡のないベトナムに向けると共に性的暴力を始め、女性と少女に害をもたらす行為を撤廃するためのものである」と明らかにしました。